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画像・プロダクトの領域で利用されているAIサービス【AI技術がデザイン分野に与える影響とは】

AIの技術は様々な領域で広がりをみせています。近年では、ロゴ制作やデザイン案の生成などデザイナーの業務をサポートしてくれる技術も誕生しています。

この記事ではそんな画像・プロダクトの領域で利用されているAIサービスにフォーカスをして、具体的なサービスをご紹介していきます。

  • AI技術をデザイン分野に取り入れたいと思っている方
  • 社内のデザイン人材が不足している方
  • 開発効率を上げたい方
  • 最新のAI技術について知りたい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAI技術が画像やプロダクトにどのように影響を与えているのかが分かりますよ。

ロゴ制作サービス「Designs.ai」

「Designs.ai」は2分で動画やロゴを制作してくれるサービスです、AI技術を利用しロゴをJPEG、PDF、PNG、SVG形式でダウンロードすることが可能。商用利用も可能です。

手作業によるデザイン作業を70%~80%短縮することができ、作業効率を格段にあげることができます。

動画サービスは文章を動画に変換する技術を用いて15言語に対応した動画制作が可能です。素材としては1000万点の動画、1.7憶点の画像、50万点のBGMと50種のボイスが用いられます。

他にも音声合成技術で、スプリクトをリアルな音声に変更するサービスや、テンプレートの選択だけでデザインを生成するサービスなど様々なサービスがあります。

AIクリエーターシステム

アサヒグループホールディングス株式会社と株式会社Cogent Labsが共同で開発した「AIクリエーターシステム」は、ディープランニングを利用して、AIがデザインに共通する特徴を抽出し、人間には思い付かないような新たなアイディアを提供するサービスです。

ディープランニングとは多層のニューラルネットワークを使って高度なパターン認識や予測を行う技術のこと。AIの一分野として、画像認識や音声認識、自然言語処理などの分野で活用されています。

商品パッケージは商品の特長を端的に表現する必要があり、それを持つことでその人の好みやスタイルを表現できるような魅力的なパッケージの商品を生み出すことが重要です。

こうしたデザイン性のある商品を作ることで、ユーザーの購買意欲が増し、市場が活性化されます。

「AIクリエーターシステム」ではインプットされた画像素材やコンセプトから、多数のデザイン案を生成してくれます。さらに生成されたデザイン案の良し悪しを判断して点数づけするデザイン評価システムの機能も搭載されています。

建築デザイン支援ツール「studiffuse」

「studiffuse」は画像生成AI Stable Diffusionを組み込んだ自動デザイン生成ソフトウェアです。

クライアントや担当デザイナーが画像やキーワードを入力することで、それを基に画像が生成される仕組みです。

さらに生成された画像に似た画像をGoogle Image Searchで検索・収集することでクライアントの要望と同じ様なデザインを創出されるようになっています。

また自社のデザイン事例画像をモデルに学習されることで、自社のデザインに近い画像を生成することも可能なのです。

「studiffuse」はSaSS形式で提供され、面談や見積もりなども含め最短1か月で納品が可能となっています。

AIアバター

カメラアプリの「SHOW」では顔写真を10~20枚ほど読み込ませることで、その写真の顔そっくりのアバターを自動で生成することができます。

ジェネレーティブAI技術を活用した機能で、2022年12月末の公開後、15日間で20万人以上に利用されています。

「SHOW」はフィルターやフレームを使ったユニークな写真や動画が撮れるスマートフォンアプリで、美白効果や目を大きくする機能など若者の間で人気となっています。

このAIアバターは「AIアバター 50」、「AIアバター 100」、「AIアバター 240」があり、「AIアバター 50」は480円で5種類のスタイル・各10枚の画像が生成されます。

「AIアバター 100」は650円で10種類・各10枚の画像、「AIアバター 240」は1100円で10種類・各24枚の240枚が生成されます。

スタイルにはベーシックなものから淡いパステルカラー、水彩画タッチのものまで様々な種類があります。

まとめ

いかがでしたか。本日は画像やプロダクトの領域で利用されているAIのサービスについて紹介していきました。

画像生成やプロダクトの領域にまでもAIは広がりを見せています。

AIを活用することで業務効率を上げることができるほか、非デザイナーでもデザイン業務の一部分を行うことができます。

ぜひAIによる最新技術を取り入れて、よりスピーディな開発を実現してみてはいかがでしょうか。